INTERVIEW

やまのべ焙煎所、
作り手たちのヒストリー。

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上田 隆
ファウンダー

代表取締役 上田隆

もともとは、エスプレッソマシン販売店ですよね?
今でもそうです。やまのべ焙煎所の母体となっているのは大一電化社です。
僕がエスプレッソマシンの販売を始めた創業当時は、まだスターバックスが銀座にできたころでエスプレッソはあまり知られていない頃でした。ネットも普及していない頃でYahooの検索ができ楽天市場が誕生した時代です。
それから約20年たち今やエスプレッソマシンが日本に定着したわけですが、おかげさまで当社には多くのカフェ・レストランの新規開業予定のお客様からエスプレッソマシンのご相談をいただくようになりました。
大手カフェチェーンではなく個人オーナーさんや店長さんからのお問い合わせが多いわけですが、有名店で修業を積んでようやく独立を果たした方や退職金をつぎ込んで第2の人生をカフェオーナーになる方、移動販売で実績を積み上げいずれは実店舗開店を目標にしている方など。いうなれば人生をかけた決断のお手伝いをさせていただいているわけで、生半可な対応ではすまされません。

当社の企業使命に新規開業のお客様に必要とされる会社になるという項目があるのですが、そのためには、単にマシンをお勧めするだけではだめで、メニューのご提案、バリスタスキル向上のお手伝い、そしてコーヒー豆の相談とカフェ全体のプロデュース的なことが求められるようになります。
どうして今、自家焙煎なのですか?
エスプレッソマシンのご相談をお受けするといっても、そのお店の最終目的は「おいしいコーヒーを提供すること」にあります。エスプレッソマシンはそのための手段です。
であれば、やはりおいしいコーヒー豆を提供できなければお役に立ったとは言えません。
そのため空輸したイタリアナポリのコーヒー豆や日本の有名店の自家焙煎豆など他社にはない特徴のあるコーヒー豆の提案はしてきたつもりですが、やはり仕入れたものを販売することには限界を感じてきたのです。

もちろん日本に自家焙煎なんて無数にあります。しかもどの焙煎所のコーヒーもとてもレベルが高いと思います。
でも、新規開業のオーナーや店長が自分の店で出すコーヒーはご自分がおいしいと思うものでなければ納得されません。

「フルーティーなコーヒー」
「甘くコクのあるコーヒー」
「深い味わいのコーヒー」
「酸っぱくないコーヒー」
「苦く濃厚なコーヒー」
などなど・・。

人の好みの味は実に千差万別です。
それにお応えするためにはやはり自分たちで一から作ったものでないといけないと思い自家焙煎を始めました。
その特徴は?
焙煎所では、最高に美味しいコーヒー豆を作り続ける為に、5つの要素の連携が不可欠と考えました。

①最高品質の生豆を使うこと
②最高レベルの焙煎釜を使用すること
③最高の技術を持つ焙煎士がブレンドし焼き上げること
④最高のバリスタが総合的に監修すること
⑤最高の設備環境でお客様にアドバイスとサポートができること


そしてようやくその条件が揃いました。

高品質の生豆の仕入れルート、オランダ製焙煎釜の導入、最先端技術を持った焙煎士、トップバリスタによる総合的監修、本社と東京2か所のショールーム設備環境とサポート力
当社の持っているすべてを総動員してお客様の最高においしいコーヒー豆を提供いたします。
やまのべ焙煎所という名前の由来をおしえてください。
焙煎所を設置した本社ショールームは奈良県天理市の山の辺校区にあります。 息子(大一電化社専務)は地元の山の辺小学校出身です。この地域は大和盆地の中央にあり周りを山に囲まれた穏やかな気候の美しいところで、田舎ですので高層ビルもなく四方すべてに山々が連なりここが盆地であることがよくわかります。日暮れに西の山に沈む太陽で空が真っ赤にそまる季節は圧巻ですよ。

奈良県といえば日本の興りと言われるヤマト王権があった場所です。その中でもこの山の辺地区の石上神宮や山の辺の道周辺は大和王権発祥地と言われています。言うなればここは「このくにのはじまりの始まり」の土地なのです。
当社をご利用いただくお客様の多くは新規開業のお客様です。新しいお店の歴史をこれから育まれるわけで、そこで使うコーヒー豆はそのお店の根幹部分の一部だと思っています。新たに起業されるお客様の始まりをお手伝いするにふさわしい名前と思い、やまのべ焙煎所としました。